お米の知識

種もみから収穫まで約1年がかりとなる米作り一連の流れを、ご紹介します。

主な作業
種もみ 3月頃
■ 種の選定

よいお米をつくるために、お米の種(種もみ)を選びます。中身がしっかりと詰まっている種もみを選ぶために、一定濃度の塩水につけて、沈んだものだけを選びます。これを塩水選といいます。

■ 種の消毒

選んだ種もみを洗ってから、病害虫予防のための消毒を行います。

■ 種の浸水

種もみに、発芽に必要な水分を吸収してもらうため、水に浸けます。

発芽 4月頃
■ 種まき

種もみを加温して1㎜ほど芽を出させたあと、土と肥料が入った育苗箱にまいていきます。

■ 育苗(いくびょう)

育苗箱をビニールハウスなどの中に入れて、田植えを待ちます。

■ 耕起・代かき

田に水を入れる前に、トラクターで土を掘り起こし、固まった土をやわらかくします。(耕起)その後、田に水を入れ、ロータリーで水と土をかきまぜながら、土を平らな状態にします。(代かき)

分けつ 5月頃
■ 田植え

苗を田植え機で植えます。苗は2~4本を1株にまとめて15~20㎝くらいの間隔で植えます。

■ 病害虫防除・追肥
6月頃
■ 中干し

田んぼの水を抜いて土を乾かして、土中に酸素を送り込み、根を健全に保ちます。

幼穂形成 7月頃
穂ばらみ 8月頃
■ 病害虫防除・追肥
出穂・開花
■ 病害虫防除・追肥
登熟
成熟 9月頃
■ 収穫・稲刈り

イネを刈り取り、稲から籾をとるために脱穀を行います。稲刈りと脱穀が同時に行えるコンバインと呼ばれる機械を使用するのが一般的です。

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